ハロウィーンも過ぎて、街がだんだんとクリスマス一色になってきました✨
というわけで、今年のクリスマスマーケットが始まる前に(と書いている間に始まってしまいましたが笑)、去年私が訪れたクリスマスマーケットを一挙に振り返ってまとめておきたいと思います!
スイスのクリスマスマーケット
ジュネーブ
去年は、レマン湖の隣にあるJardin Anglaisで行われていました。
ジュネーヴのクリスマースマーケットの特徴は、国際都市なだけあっていろいろな国の食べ物が売っていることだと思います!タコス、餃子、フライドポテト、ワッフル、チムニーケーキなどいろいろありました。が、ここはスイスのクリスマスマーケットならではのものを食べるべきでしょ!ということでフォンデュバゲットを食べました。
去年のジュネーヴクリスマスマーケットの詳しい様子はこちらの記事に。
ちなみに今年のジュネーヴクリスマスマーケットは場所が変わって、Noel au Quaiという名前でQuai au Mont-Blancという場所でやっています。レマン湖のすぐ隣です。去年より規模も少し大きくてイルミネーションも多くて豪華になっています!
今年のジュネーヴクリスマスマーケットの様子も、近いうちに記事にまとめたいと思います。
モントルー (Montreux)
ジュネーヴから電車で2時間ほどで着くモントルーのクリスマスマーケットはとても有名で、多くの友人が訪れていました。
駅に着いて目の前の階段を降りると、レマン湖沿いにたくさんのお店がずらっと並んでいます。モントルーのクリスマスマーケットは一本道の両脇にたくさんのお店が並ぶスタイルなので、途中から縁日を歩いている気分になっていました笑
湖に向かって左側にずっと歩いていくと、屋内のスペースがありそこに食べ物のお店がたくさんありました。
外は風が冷たくてとても寒かったので、この屋内で鴨肉のサンドを食べました。食べ物の種類はいろいろありましたが、普段あまり食べれないものをせっかくだから食べたい!ということで鴨肉をチョイス。
モントルーのクリスマスマーケットが有名ないちばんの理由は、フライングサンタ!約1時間に1回、頭上をそりに乗ったサンタクロースが飛びます。
サンタさんはそりに乗って出てきて、ギターで一曲演奏して、そのまま後ろ向きにソリを走らせて帰っていきます笑
レマン湖の上を飛ぶので、サンタさんが飛ぶ時間が近づいたらお店の裏側、湖のすぐ近くに行くのがおすすめ。子供連れがたくさんそこでサンタさんを待っていたので、私もそこで一緒にサンタさんを見ていました。
かなり細いロープ?で吊るされたソリに乗って、かなりのスピードで飛んでいきます。しかもサンタクロースは本物の人間が乗っているので、水に落ちたら寒そうだな…とか思いながら、ちょっとひやひやしつつ見ていました笑
モントルーのクリスマスマーケットは、サンタさんやたくさんのお店など、楽しむものがたくさんあるので、ぜひおすすめです。
バーゼル(Basel)
バーゼルも、スイスで有名なクリスマスマーケットの一つなんだそう。私はストラスブールのクリスマスマーケットに行く途中、少し立ち寄りました。バーゼルは、大聖堂の前や視聴者の前などいろいろなところでクリスマスマーケットが点々と開催されていて、街を歩きながらクリスマスマーケットを巡るという感じでした。
バーゼルのドイツらしい街並みと合わさって、とても幻想的な雰囲気でした。
バーゼルはドイツとフランスの国境付近にある街ですが、ソーセージやプレッツェルなどドイツの食べ物を多く売っているお店が多かったです。
フランスのクリスマスマーケット
ストラスブール(Strasbourg)
去年私が訪れたクリスマスマーケットの中で一番のお気に入りがストラスブールのクリスマスマーケット。有名なだけあって、規模も大きくてイルミネーションもとっても綺麗で、大満足でした。
ストラスブールのクリスマスマーケットは大聖堂の近くの広場で行われていました。他にも街にはいくつかクリスマスマーケットがあるようですが、ここがいちばん大きくて有名なのではないかと思います。
そしてストラスブールのクリスマスマーケットで最高だったのが、食べ物!ドイツ料理とフランス料理の良いとこどりのような、アルザスならではの食べ物がたくさんありました。私たちがお気に入りだったのがこちら。
これはカリーブルストと言って、カレー風味のソースでソーセージを煮たものなのですが、実はわたしたちいちばんのお気に入りは、クリームソースでマッシュルームとソーセージを煮込んだものでした!この料理の名前を忘れてしまったのですが、目印は給食なみの大きなお鍋で何かよくわからないスープ?みたいなものを煮ているお店です笑
定番のクレープやホットワインも美味しかった…!
ほとんどのクリスマスマーケットはオリジナルデザインのカップを売っていて、友達が集めていました。それもクリスマスマーケットの楽しみ方の一つかも。
ストラスブールのクリスマスマーケットはとっても素敵で、昨年訪れたクリスマスマーケットの中でいちばんのお気に入りかも。大好きだったのですが、とてもよく覚えているのが、ちょうど旅行の計画を立てていた週末に大寒波が来ていたようで、夜は-10℃という寒さだったこと。手袋をしていても手は冷たくなるし、靴下を二枚ばきしても足先は動かなくなるしで大変でした笑
コルマール(Colmar)
コルマールもストラスブルクと同じく、アルザス地方の小さな町。ハウルの動く城の舞台になった町と言われています。コルマールは、ストラスブールのクリスマスマーケット旅行からの帰りに立ち寄りました。
コルマールのクリスマスマーケットも、駅から少し離れたエリアにあります。可愛らしい街並みとクリスマスマーケットを一度に両方楽しめるのがコルマールの良いところ。クリスマスマーケット自体はそんなに大きくなく、小さなクリスマスマーケットが点在しているような感じ。売っているものや食べ物も、よく見るクレープやホットワインなどの定番のものや、クリスマスのオーナメントなどが多かったです。
このかわいいお家に囲まれたクリスマスマーケットはまるで絵本の中のような景色なのでぜひおすすめです。
チェコのクリスマスマーケット
プラハ
クリスマスマーケットを狙ったわけではなかったのですが、年末に旅行をしたらプラハのクリスマスマーケットにも行くことができました。プラハのクリスマスマーケットの良いところは新年まで開いているところ。そのおかげで私もプラハのクリスマスマーケットを楽しめました。
中央駅付近の大通りや旧市街、プラハ城内の広場でクリスマスマーケットが開かれていました。
プラハのクリスマスマーケットで特徴的なものは、やはり食べ物でしょうか。スイスやフランスのクリスマスマーケットとはまた少し違うものが売っていました。
私のお気に入りは、このチキン。スパイスで味付けされていておいしかったです!焼き鳥好きの私としては串刺しにしてあるところもお気に入り。
こんな煮込み料理も売っていました。一番右がポテトとベーコンのチーズ煮込み、右から2番目がビーフを煮込んだものでした。これも友達から少し分けてもらいましたが、とってもおいしかったです。
昨年のクリスマスマーケットを振り返って…
暖かくキラキラと光るイルミネーションとクリスマスを待ち焦がれる人々の活気に溢れるクリスマスマーケットは、暗くどんよりとしたヨーロッパの冬で唯一と言って良いほどの楽しみなので、昨年いろんなクリスマスマーケットを巡って、ヨーロッパの人々がクリスマスを楽しみにする理由が少しわかった気がしました。国や地域ごとに売っているものなどクリスマスマーケットの特徴がたくさんあるので、それを比較しながら自分のお気に入りのクリスマスマーケットを見つけるのも楽しかった思い出です。
昨年気づいたのは、ヨーロッパの冬はとても寒い上にクリスマスマーケットは屋外なので、防寒が必須なこと。日本から来る場合はカイロをたっぷり持ってきたほうがよさそう。寒いので、あったかい食べ物や飲み物を食べすぎてしまうのも難点ですが笑、一ヶ月ほどという短いイベントでもあるので、今年も楽しみたいと思います!