スイス・ジュネーヴ留学日記

スイス・ジュネーヴの大学院生の留学記録。

ジュネーヴ交通事情

Bonjour!

1週間に一つ記事を投稿することを目標にしていたのに、学校の授業やら友達との予定やらに追われて気づいたら1ヶ月近くも経っていました…

ブログに書き残しておきたいことがどんどん溜まっていくばかりだから早めに更新しなくちゃ💦

さてさて、タイトル通り、今日はジュネーヴの交通事情をまとめてみました。

 

ジュネーヴ市内の移動

バス

ジュネーヴ市内を移動するときの交通手段ひとつ目は、バス🚌

初めてバスに乗った時に驚いたことは、バスが2両連結していること!!日本の電車のように連結部分があって、バス自体がめちゃくちゃ長いです。これをうまく操るバスの運転手さん、すごすぎない??

 

連結部分も日本の電車より長くて、足元もしっかりしています。連結部分になんて乗れなそう、角を曲がったら倒れそうと思ったのですが、下の鉄板?が大きくて安定しているので、ここに立っていてもしっかりバランス取れます。

バスは、ジュネーヴ市内はもちろんのこと、国境を超えてフランスまで走っているものもあります。フランスのスーパーにお買い物に行くときは、そのバスに乗って行きます。

バスの車内

 

トラム

トラムは路面電車のこと。レールの上を走っていますが、モノレールに乗っているかのようななめらかさ。この滑らかさゆえに、実はバスよりトラムの方が好きな私です。ただ、最寄りのバス停はバスしか止まらないのでトラムに乗ることは少なく、乗るときはいつもワクワクしています笑 

こんな感じで、街中をたくさんのトラムが走っています。

 

トラムの車内

バス停とトラムの駅は同じ。例えばNationsには、バスとトラムの両方が止まります。ただ、バス停とトラムの乗り場は少し離れているので徒歩での乗り換えが必要です。

バスやトラムの乗り場の目印。

 

トラムやバスの乗り方

トラムやバスは、番号やアルファベットが割り振られています。5番バス、15番トラム、Fのバスといった感じ。

 

チケット

トラムやバスに乗るときは、乗る前もしくは車内でチケットを買います。10分以内の移動と、1時間以内の移動で料金が分かれています。

日本のバスのように車内でチケットを回収したりすることはなく、基本的にはそのまま乗ってそのまま降りて行きます。なので正直、無銭乗車も可能です…

ただ!ときどきチケット検閲があり、そのときにチケットを持っていないと罰金です!罰金は1回目90フラン、2回目180フラン、と増えていくとのうわさ。しかもチケット検閲のときは、降りれないようにバス停とバス停の間で乗ってくるようです!怖い…

ちなみに私は1年間400フランの市内バストラム乗り放題パスがあるので、チケットの心配は入りません😊

バスとトラムの切符販売機。
左上の電光掲示板で、あと何分でバスが来るかをチェックできます。
乗り降り

車内のシステムは、バス・トラム共に同じ。降りるバス停に着く前にボタンを押すシステム。日本と同じです。ただ、ボタンを押さなくても全てのバス停に停車するときもあれば、ボタンを押さないと素通りされる時も。たぶん深夜や早朝は、人が乗り降りする様子のないバス停は飛ばしているんだと思います…

が、いまだにシステムがよくわかっていないので、毎回きちんとボタンを押すようにしています。ボタンを押して、車内にある小さいモニターのバス停の名前の横に Stop の表示が出れば安心。もしくは、自分から一番近いドアの上についている小さいランプが光れば、そのドアは次のバス停で開いてくれるはずです。

ちなみにバスやトラムのドアは自動で開かないこともあるので、降りる場合はドアの一番近くにあるてすりについているボタンを押して自分で開けます。乗る場合はドアについているボタンを押すか、もしくはドアの横にある掌マークのところをタッチするとドアが開いてくれます。

 

自転車

ジュネーヴは自転車もよく整備されています。ほとんどの道路に自転車専用レーンがあり、よく自転車が通っています。通学路を歩いていると、うしろに屋根付きベビーカーのようなものをつけた自転車を一生懸命漕いでいるお父さんをよく見かけます笑 

 

ジュネーヴ外への移動

鉄道

ジュネーヴから隣の街や遠くへ出かける時に使うのが、鉄道です。ジュネーヴ駅(コルナヴァン駅)から乗る場合がほとんど。

スイスの他の都市(ローザンヌモントルー、ベルン、チューリッヒバーゼル、インターラーケンなどなど)に向かう電車が多いですが、国外へ向かう電車も多く見かけます。

例えばフランスのリヨンや、イタリアのミラノ、ベネチアへは乗り換えなしで行くことができるのでとっても便利!ドイツも隣国なので電車で行くことができますが、その場合はチューリッヒで乗り換えるルートのようで、ジュネーヴから直行でドイツに行く電車はなさそうです。

ジュネーヴ駅の様子。SBBはスイスの鉄道会社です。

 

日本のJRのような電車はなく、全て特急電車のような見た目です。

 

電車内の座席は、日本の新幹線式。
でも、自分で向きを変えることはできず、全部固定されています。

電車の座席は、向かい合わせで4人掛けのことが多いですが、混雑しているときはみんな気にせず相席です。ほとんどの人が、「ここに座ってもいいですか」と声をかけてから座ります。混んでいるときに4人掛けに1人で座っている人がいるせいで座れない…などのストレスがないので、私は結構好きな文化です。

飛行機

国外へ行く場合など、飛行機も使います。空港もそんなに遠くはなく、中心地からバスで30〜40分もあれば着くので、アクセスは良いです。

今までいろいろな場所に旅行をしてきましたが、私は一度も飛行機を使ったことがありません笑 電車の旅が好きなので、ほぼ全て鉄道で移動しています。

 

ちなみに、スイスの交通の良いところは、ほとんど時間通りに来ること!もちろんヨーロッパなので日本と全く同じように、というわけには行きませんが、バスやトラムも予定時刻の5分以内くらいにはほぼ必ず到着します。

鉄道も、遅れる場合は車内アナウンスで「現在〜分遅れています」ときちんと放送してくれるので、安心感がすごい!笑

 

 

実はジュネーヴに来て1ヶ月以内の頃に交通事情についての下書きを書いていたので(バス・トラムのパートなど)、だいぶ慣れてしまった今読み返すと、変な感じ。今では当たり前過ぎて、こんな記事を書けないかもしれない…やっぱり来たばかりの新鮮な気持ちを残すのは大事ですね笑