ジュネーヴ留学日記

スイスの大学院生の留学記録。

ジュネーヴの感想 〜到着後1週間〜

Bonjour,
ジュネーヴに着いてから、早2週間が経ちました。バタバタバタッと生活環境を整えて、授業が始まって…としているうちに気が付いたら時間が経っていた、という感じです。
今回は、ジュネーヴ到着後1週間くらいのときの、新鮮な感想を記録しておきたいと思います。

緑がいっぱい & 空気がきれい!

これが、私がジュネーヴに到着して空港から寮に向かう途中でいちばん最初に感じたことかもしれません。とにかく空気がフレッシュで、軽井沢とか山の中に来たような感覚です。初めてジュネーヴ空港から外に出て空気を吸った時に、東京の空気はどれだけ排気ガスで淀んでいたんだろう…!と思いました(それがまた東京らしさ、とでもいいますか、味があるわけでもあるのですが…)

私の寮があるエリアはジュネーヴ駅付近の中心街からバスで15〜20分ほど離れたエリアにあり、これまた緑に囲まれています。東京に来たことがあるという友人と話したら、「寮のあたりはビルがあるけどすぐ近くに緑があって、明治神宮に似てる気がする!」と言われました。表参道ほどビルが多かったり人に溢れていたりはしませんが、緑が多いという点では確かに似ているのかも?

寮の近くの道。スイス第二の都市とは思えないほど緑豊かです。

寮から見る景色も、緑がたくさん。山も割と近くに見えて、本当にたくさんの自然に囲まれているんだなぁと実感します。

寮から見える景色。曇っていてもなんだか幻想的。

道を歩いていても、遠くにはきれいな白い山が見えます。

初めてジュネーヴの街から山が見えた時、東京ディズニーランド美女と野獣エリアで遠くに山がパネルのようなもので再現されていたのがきれいだったのを思い出して、本当にあんな景色がフランスでは見れるんだなぁと感動したのは内緒…
ジュネーヴはフランスに囲まれていて、ほぼフランスと言っても過言ではないような地理にあります)

 

人が少ない!

道を歩いていて思いますが、とにかく人が少ない!特に私の寮とキャンパスの間の徒歩20分ほどの道のりには全然人がいません。歩いているのは私の大学院の学生が9割と言っても過言ではないと思います。学校から寮までの帰り道に誰ともすれ違わないなんてこともしばしば。

夕焼けの綺麗さに感動して帰り道に撮った写真ですが、それにしても全然人がいません。

一番大きな駅であるジュネーヴ駅のあたりはもちろん人がたくさんいますが、それでも人は少ないです。人を避けないと歩けないなんてことは一度もありません。人混みに疲れた…なんてことがないのでとても快適。というか、東京の人口密度が異常なんだなと改めて気付きました。

土曜の昼のジュネーヴ駅構内でさえこんな感じ。

 

人が優しい!

なんというか、もともと私が持っていたイメージが悪すぎたのかもしれませんが、スーパーの店員さんとか、愛想がなくてアジア人には目も合わせてくれないし、英語で話しかけてもちゃんと対応してくれない…みたいな想像をしていました。

ところが、スーパーの店員さんも「カードで支払います」といえば目を見て"OK."と言ってくれるし、去り際には笑顔で"Merci♪"と言ってくれるし(ほんとに語尾に音符が見える口調でした)、あれ、めっちゃ優しくない?!

郵便局に行った時も、お役所仕事しかしてくれないのではないかとドキドキしていましたが、強面のおじさんスタッフに英語で話しかけたら片言の英語で頑張って対応してくれた上に、フランス語訛りの英語が聞き取れなくて聞き返したら「ぼく英語が得意じゃなくてね、ごめんね…😅」と言いながら、言葉を変え、手振りを加え、一生懸命説明してくれるし…え、みなさん、優しすぎない?!

バスの運転手さんも優しくて、「このバスは〇〇に行きますか?」という、自分で調べろと一蹴されそうな質問にも優しく答えてくれた上に、「雨ひどすぎるから早く乗りな!出発までこのバスの中で待ってな!」と言ってくれるほど。(そのバス停から始発のバスで、バスの扉を閉めて出発時刻を待っていたにもかかわらず、わざわざ開けて乗せてくれたのです…!)

こちらに来てから「そりゃやっぱり海外だもんねぇ」と言いたくなるようなひどすぎる対応をされたことは一度もない気がする。

 

ヨーロッパっぽくない!!

「ヨーロッパっぽさ」という言葉自体が偏見に満ち溢れている気がするので避けるべきだと思うのですが。私たちがヨーロッパと耳にして思い浮かべるような「ヨーロッパっぽさ」は良くも悪くもあまりないと思います。

建物もわりと近代的で、オフィスビルのような建物がポツポツと点在しています。街も整然としていて、綺麗なオフィス街という意味では丸の内に似ている気がする…(あんなにたくさんのビルと人はありませんが)

ちょっと寂しくもありますが、だからこそかなり早い段階でジュネーヴの環境に慣れることができた気がする!良くも悪くもですが、「日本から程遠い異国の地に来てしまったんだなぁ」という実感は薄かったように思います。

こんな感じの近代的なビルが多く見られます。

ただこれは私の寮とキャンパスの周りの話です。少し歩いて住宅街に入ったり、ジュネーヴ駅の近くに行けば、いわゆる「ヨーロッパらしい」古い建物が立ち並んでいます。特に、駅を越えた向こう側にある旧市街地は、石畳に古い建物が立ち並ぶような「ヨーロッパらしさ」を見ることができます。旧市街はとってもすてきなので、また別の記事でちゃんと書きたいな。

住宅街に行けばこんな建物も。

旧市街に行けば、街路樹や石畳の道も相まってヨーロッパらしい雰囲気が増します。

 

国際機関がいっぱい!

生活している街の中に、本当に普通に国際機関があります。歩いていてなんか綺麗なガラス張りの建物があるなと思ったらUNHCRだったり、フランス語読みで気づかなかったけどキャンパスの最寄りのバス停が "Nations"つまり「国連前」だったり、寮の裏のきれいな公園をお散歩していたら実はILOの敷地だったり…

Nationsのバス停。その奥には壊れた椅子のモニュメントと、ずらっと並ぶ国旗が見えます。

友達との会話でも、「いま国連でこんな展示をやってるらしいけど明日行かない?」とか「WIPOの金曜日のイベント行く?」とかたくさんあって、国際機関が日常の中に溶け込んでいるなぁとなんだか感心してしまいます(笑)

 

なんだか観光客みたいな感想ばかりになってしまいましたが。この感想もそのうち当たり前のものになってしまうのかなぁ。
ということで、今のところ、私、ジュネーヴの街はかなりお気に入りです!