ここ数週間で一気に夏らしくなり、気温が30度を超える日が続いていて、とても暑いです…とはいえ、ジュネーブの人たちはとてもアクティブ!今しかない晴れの日を楽しむように、ジュネーブではいろいろなイベントが開催されています。
今日は、そんなジュネーブの夏イベントの一つ、Cine Transatを紹介したいと思います!
Cine Transatはジュネーブのレマン湖のに面した公園、Perle du Lacで開催されているイベント。このイベントでは、毎週末21時ごろから、公園に設置された巨大なスクリーンで映画を楽しむことができます!
イベント名のCineは映画という意味のフランス語のcinemaから、Transatはフランス語でデッキチェアという意味だそう。その名の通り、公園にはハンモックのような椅子が設置されていますが、椅子の数はそんなに多くないのでピクニックのようにタオルやレジャーシートを敷いて地面に直接座りながら映画を楽しんでいる人もたくさんいます。
会場全体がピクニック状態なので、食べ物や飲み物の持ち込みも自由!自分で作ったごはんやお気に入りのスナックとアルコールを片手に楽しんでいる人たちも多いです。そんなゆるさも。このイベントのおすすめポイントの一つ。
なぜ21時から映画がスタートするかというと、21時ごろにならないと空が薄暗くならないから。上映スタートの頃はまだ夕焼けが見られる明るい空が、映画を見ている間にだんだんと暗くなっていく様子もこのイベントの見どころかもしれません。
上の写真では一見ただの公園でたくさんの人がピクニックをしているようにしか見えませんが、20時45分ごろになると、白いスクリーンが立ち上がってきます。仕組みとしては浮き輪と同じようなイメージ。空気の抜けた白い超巨大なエアーマット(海などで時々見かける寝転がれる巨大なうきわ)を膨らませて、スクリーン代わりにしているイメージ。
映画はいろいろなものが上映されているので、ぜひWebサイトからチェックしてみてください。料金はかからず無料なので、ジュネーブでは珍しく学生にも優しいですね笑
ちなみに湖の反対側、Baby plageのあたりでは、有料ですが同じような屋外の映画鑑賞エリアで最新映画を見れる屋外映画館が実施されているのだそう。こちらもおもしろそうですね。
ちなみに言語は、オリジナルの言語の音声にフランス語字幕が付いているというものがほとんど。去年は天気の子が上映されていたので友人と見に行ってきました。ジュネーブの公園で東京を舞台にした映画を見るという何とも不思議な体験…
映画の鑑賞エリアも満席?満杯?で、日本のアニメ人気を改めて感じました。
ジュネーブもかなり暑い日々が続いていますが、夜は涼しく、湖から吹く夜風がとても心地よいこの季節。ぜひ興味のある映画を見つけては、足を運んでみてはいかがでしょうか?