ジュネーヴ留学日記

スイスの大学院生の留学記録。

「スイス行くよ」って言ったらよく聞かれること。

最近、留学の報告をする機会が増えました。
「実は、9月からスイスのジュネーヴの大学院に2年間留学することになったの」って何回も言ってたら、何回も同じ質問を受けるのね。最近は色々聞かれすぎて、「あ〜やっぱそれ気になるよねぇ」と心の中で相槌打つようになりました。みんなが興味あることってやっぱり重複するみたい。

というわけで、今回は質問される機会が多いものをまとめたいと思います!

 

Q. スイスってどこにあるの?

A. 西にフランス、北にドイツ、南にイタリア、東にオーストリアに囲まれてる、西ヨーロッパの真ん中あたりの小さめの国だよ。
 

悲しいかな、この質問をしたくなる気持ちがよーくよーくわかります。
ヨーロッパの国だよね、アルプスがあったよね、でもスイスってどれ?フランスとスペインとイギリスとイタリアしか分からない…みたいな。今でも正確なスイスの国の形を思い出せと言われたら、うーん自信ないなあ。せっかくなのでフリー素材の地図をみてみよう!

ヨーロッパの地図

かなり小さいですが、画像真ん中あたりに水色に塗られたところがスイス!フランスとかと比べちゃうとめちゃ小さいね。調べてみたら、面積は4.1㎢、九州と同じ大きさらしい。九州横断したことないから実感はないけど確かに小さそう。
ちなみにスイスの首都は、金融で有名なチューリッヒでも、国際機関が集中するジュネーヴでもなく、ベルンという街です。東京のように、都市の一極集中を避けているんだとか。
ちなみに私が行くジュネーヴはフランスとの国境付近にあります。

Q. スイスって何語?

A. ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語公用語。スイス語はないよ。
 

この質問、「え!スイス!すてき!ヨーロッパいいなあ」みたいな会話がひとしきり繰り広げられた後に、ふと思い出したように「あれ、スイスの言語って…?」とよく聞かれるのがこの質問。

しかし!この質問は私の得意分野です!ヨーロッパの多言語国家の公用語に関する授業で勉強したよ!

先述の通り、スイスの公用語は4つ、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語。そして法律上では4つの公用語を全て等しく扱うように定められている。ので、標準語なるものはないみたい。電車のアナウンスとか、看板とか、いくつかの言語が並んで表示されていることが多いみたい。(ただしあくまで「法律上」の話。実際には話者数によって優劣あったりするみたい…この辺もスイスに住んで調査したら楽しそう。)

ただし、すべての言語を平等に扱うからと言って4つの言語話者が町中で入り混じって暮らしているというわけではなく、地域ごとに「〇〇語圏」という区分があり地域によって使われる言語が違うとのこと。チューリッヒはドイツ語圏なので、チューリッヒの人々はドイツ語を話す人がほとんど。私が行くジュネーヴはフランス語圏なので、街中では主にフランス語が使われます。

スイスの言語圏の分布 ※1

言語圏の地図を貼ってみたけど画像大きくない?笑 あと剽窃にならないか心配…
Anyway, 地図見て予測つくけど、ドイツ語話者がいちばん多くて62.6%、フランス語が22.9%、イタリア語が8.2%、ロマンシュ語が0.8%とのこと。私はフランス語圏のジュネーヴに行くので、割と少数派の言語圏に行くみたいですね。

 

 

Q. えっ、じゃあフランス語で勉強するの?!

A. しません。
 

めっちゃ冷たいお返事をしてるけどそういうことじゃない笑 以下、詳しく…

まず、街中の言語について。ジュネーヴは国際機関があるから外国人が多く、英語も割と通じると聞いてます。というかそう信じてます!!!!でもせっかくなら街ではフランス語を使ってフランス語をマスターしたいなあとも思っているところ。

次に、大学院はほとんどすべての授業が英語です。というのも、私が行く大学院の学生はほとんどがスイス外から来た人だから。でも、フランス語の授業が必修であってテストで一定のレベルを取らないとダメ、みたいなbilingual institutionでもあるらしい。とりあえず授業は英語で受ける予定なので、問題なし!(まあ英語力もまた問題なわけだけど、フランス語よりかはマシ…笑)

 

Q. スイスって何が有名?

A. チーズ、時計、チョコレート、アルプス山脈、ハイジ、そんなところ?
 

これはねえ、申し訳ないけど「私の方が聞いてみたい…」といつも心から思ってます笑 私はスイスについて色々調べたから、みんながスイスにどんなイメージ持ってるんだろうと気になってるの。とりあえず一個ずつ解説?しよう。

チーズ。これはイメージつくかな。とりあえずみんなスマホを出して、「スイス料理 東京」でググってみて。チーズフォンデュのオンパレードです。

チョコレート。ベルギーも有名だけどスイスも有名。丸っこくてかわいいリンツもスイスのチョコレートだよ。

時計。スイスは水が綺麗だから、水をたくさん使う時計作りがさかんって中学の世界地理で習った気がする。

アルプス山脈。とりあえず山がいっぱい。ユングフラウ鉄道みたいに山々の大自然の中を鉄道に乗っていったりとか、マッターホルンのような雪山(夏は雪ないだろうけど)とか、有名だと思う。スイスの旅行の本を見ると7割が山です。

ハイジ。「わたしスイスに住むの憧れてたの!」っていう人の話を噛み砕いてみると、(これが意外にもちらほら耳にするのです)大体ハイジにたどり着きます。ハイジとクララかわいいよね。大自然での暮らし憧れるよね。ふかふかの白いチーズパン食べてみたいよね。でもすまん、私は山の大自然で酪農して暮らす予定はないんだ…

 

Q. スイスって物価高いとこだよね?

A. うん、そうだよ。
 

物価は高いです。世界一高いんだって。ジュネーヴに住んでた先輩によると、とにかく人件費が高いから外食が高いらしい。マックが一番安くて1400円くらいとか。もはやそれはマックと呼んでいいのか?マックの定義が揺らぎそうな物価の高さ。

ただ、スーパーのお買い物はそこまで強烈に高いわけではないみたい。特に野菜と乳製品はものによっては日本より安いものもあったりするとか?ただお肉とお魚は高いらしいので、ベジタリアンになる予定です笑

ジュネーヴはトラムで1時間もすればフランスに着くので、物価がスイスより低いフランスまで買い出しに行くこともあるとか。節約生活がんばります!物価については現地で暮らしてから絶対ブログに書きたいとおもっているところ。

ちなみに、外食の物価の高さは人件費の高さからきています。ということは?
そう、最低賃金がめちゃくちゃ高い!大学院の学生生活についての説明会でアルバイトの話になったとき、大学院の職員の人たちが、
最低賃金は23〜27くらいです。」
「あら、27セント?うふふ」
なんてジョークを言っていました…正しくは23〜27スイスフラン、2990〜3510円くらいですね(1CHF=130JPY換算)。Swiss joke、おそるべし…
スーパーのレジ打ちが時給4000円とかするらしい。すごい。

Q. なんでスイスに行こうと思ったの?

A. いい質問ですね。
 

ごまかしてるわけじゃなくて、話すと長くなっちゃうので、後日、これだけで一つのブログにしたいと思います。
簡単に説明すると、「スイスに行きたかった」というよりかは、「自分の求めている条件に合う留学プログラムを見つけたら、その留学先がたまたまスイスの大学院だった」という方が正しいかも。
でも自然豊かで幸福度の高いヨーロッパの国に住みたかったということもあって、スイスという国はぴったりの留学先だったんじゃないかな〜なんて思ってます。

 

ここで書いたことは全部、留学前にネットや先輩の体験談で知っている情報をまとめたものなので。これが現地でどう変わっていくのかな〜なんてことも楽しみにしていたりするのです。

 

※1 スイスの言語、公用語は?祝80周年!第4の国語・ロマンシュ語 | たびこふれ