留学決定までシリーズの第3弾です。第1弾、第2弾はこちら↓
第1弾:大学2年秋学期からの交換留学への出願 〜 留学中止
第2弾:留学中止を受けて考えたことについて
今回の記事では、留学中止を受けて、大学3年秋学期からの交換留学出願までに準備したことを書き記しておきたいと思います。
留学先大学のリスト作成
第2弾の記事で書いた選定基準を考えた結果、わたしはイギリスの大学にプライオリティを置くことに決めました。イギリスの交換留学先協定校は15校くらいあったので、そのリストをエクセルで作りました。リストの項目と参考にした情報源はこんな感じ。
・大学名、求められている英語試験のスコア、GPA
自分の大学が公開している交換留学協定校リストから丸写しです。
・大学の所在地(町の名前と町の雰囲気)
海外の留学先大学の公式ホームページなどからまずは正式な住所を調べて、その町に住んでいる人のブログなどを探しました。それから、Google Streetviewでその大学や周辺の街並みを見ました。海外旅行している気分で楽しくて、長時間かけてマップ上をうろうろしていました笑
・自分が勉強したい分野の学部・専攻があるか(あればその名前)
海外の大学の公式ホームページのmajorのリストから探しました。あとは見つかればシラバスも見ておくと、本当に内容が合っているかがわかります。交換留学ならmajorに縛られず好きな授業が取れるので、専攻にとらわれずに最初からシラバスで調べてもよさそう。
・大学のキャンパスの雰囲気
こちらも公式の写真、Googleで検索して出てくる画像をみました。ときどきGoogle Streetviewで校内まで入れることもあって、それが見れると完璧です。あとは、YouTubeで大学名で検索すると、「大学構内歩いてみた」みたいな動画がたくさんあります。ちなみに寮の雰囲気も同じ方法で調べておくとおすすめ。
検索したポイントは、伝統的な感じか、モダンか、自然が多いのか、広大なのか、こじんまりとしているのかなどを見ていました。生徒の人種の割合も見ておくと、違う意味で雰囲気が掴めるかもしれません。
・世界大学ランキングにランクインしていれば、その順位
私が見ていたのは、こちらの2つのサイト。QSの方は専攻別のランキングも参考にしていました。
・授業開始日 or オリエンテーション日
夏休みにボランティアに行きたい予定があったりしたので、いつ頃渡航すれば良いかの目安として授業開始日も見ていました。私が知る限りでは、アメリカは8月中、イギリスなどヨーロッパは9月のことが多かったイメージ。
英語の検定試験の勉強
先述の通り、留学先国をイギリスに絞ったので、IELTSの受験が必要になりました。
ここで少し、私の大学の交換留学制度における英語試験の位置付けについてまとめたいと思います。英語検定試験の目的は大きく二つ、
- 交換留学の校内選抜の基準
- 留学先大学への語学力の証明
です。私の大学では、1.の校内選抜の際にTOEFLのスコアを利用します。そのため、交換留学に出願する人は必ずTOEFLのスコアが必要です。
2.の目的の場合、アメリカやカナダ、そしてその他ほとんどの大学の場合は、TOEFLとIELTSそれぞれの基準を提示していて、どちらかを満たせば受け入れてもらえます。なので、TOEFLだけを提出すれば1. 2.ともに満たすので問題ないわけです。
ところが、イギリスの大学はIELTSのスコアしか認めてくれません。そうすると、イギリスの大学に交換留学に行きたい場合は、1. のためにTOEFL、2. のためにIELTSを提出しなければいけないので、必ず2種類の検定を受け、スコアを提出する必要があります。
実は、これは2秋留学に出願する際に私がイギリスを選ばなかった理由の一つでもあります。入学して半年もないうちに出願しなければならないとなったとき、私には2つの検定それぞれに向けて勉強して準備し、良いスコアを出すまで何回も検定を受ける時間的余裕がありませんでした。
ところが、3秋ではイギリスに留学をすることに決めたので、IELTSが必要です。そして幸いなことに、ステイホームが徹底されていた頃、私にはたくさんの時間がありました。せっかくだからとIELTSのために勉強をしました。
使えそうな海外留学奨学金の一覧表作成
海外留学の奨学金制度はたくさんあります。ただ、出発の前の年の8月や9月に募集をしている団体も多く、学内選考の合格通知が届いてからでは出願の締め切りを過ぎてしまう場合も多くあります。見逃すことがないように、募集時期順にまとめておきました。
次の記事からは。第1弾の記事を再開して、また時系列で書いていこうと思います。
つづく。