今週、古い(新しい?)キャンパスに行ってきたので、そのお話。
私が通うGeneva Graduate Instituteのキャンパスは、Maison de la Paixと呼ばれるモダンなガラス張りの建物です。
ところがこのキャンパスは新しいキャンパスで、もともとはPerle du lacと呼ばれる公園にある小さいキャンパス、Villa Bartonで授業を行なっていたとのこと。今のキャンパスからまっすぐレマン湖に向かって歩いていくと出てくる公園がPerle du lac、そしてその公園の中にあるWTOの建物の近くに、小さなピンク色のVilla Bartonがあります。
そしてこのキャンパスの中身が改築されてオープンしたとのことで、一目見てみようと足を運んでみました。
今回は、近くのイベント会場(Auditorium)で簡単なスピーチを聞いた後に、Villa Bartonとその周りにあるコテージのようなところをみてきました。
Auditorium
公園の中を歩いていくと、いきなり木々に囲まれた建物が現れます。木材が使われていて、一見すると軽井沢の別荘みたい。中はそこそこ広いイベントスペースになっていて、キャンパス公開についての短いスピーチが行われました。
フランス語のスピーチだったのであまりよく分からなかったのですが、とりあえずこの古いキャンパスはこれから、Geneva Graduate Instituteの授業やイベント、他のジュネーブの団体のイベントなどにも使われるとのこと。
イベントならAperoやお菓子があったりしないかなとちょっと期待しましたが、今回は何もありませんでした…残念(笑)
Villa Barton
スピーチが終わったので、メインのキャンパス見学へ。入ると、思った100倍モダンな内装で予想を裏切られました…笑
4階建て+地下一階という造りのようです。基本的には教室がたくさんあるだけでした。そのほかにはちょっとくつろげるスペースとか、コーヒーマシンやシンク、電子レンジのついたちょっとしたキッチンスペース、プリンターなどがありました。
教室は普通の会議室といった様子で、外見から予想していた内装とは全く異なります。日本の大学の教室や、IELTSを受けた部屋を思い出すような雰囲気でした笑 ただ、地上階の部屋には湖側に面した窓があるので、こんな眺めを楽しみながら授業が受けれたら最高だと思います。
基本的にモダンな内装ですが、0階にひとつだけ、ヨーロッパの古い建物の様子を残した部屋がありましたが、今回はまだ工事中でした…
この部屋はIHEIDの創設者の名前がついているとのこと。完成が楽しみですね。
Pavilions
こちら、コテージのような建物はPavilionsと呼ばれるそう。こちらも外見は軽井沢の別荘です。よくわからず中に入ったのですが、Airbnbのようなお部屋でした。そしてそのお部屋がなんとも居心地良さそう!
1階のリビングルームには綺麗なキッチンと快適そうなソファがあります。
階段を上がった2階には5つのベッドルームがあり、それぞれの部屋にベッド・机・プライベートのバスルームがついていました。しかも、窓からは公園と方角によっては湖も間近に見れて、最高の眺めです。
※ ベッドルームの写真はあまりよく撮れていなかったので、公式サイトからお借りしています。 → Renovation of the Domaine Barton | IHEID
今の寮を出てここに住みたい…!と友達と話しながら見学していました。難点を挙げるならば、文字通り緑に囲まれているので虫がたくさん入ってきそうなところと、カーテンがないところくらいでしょうか。
デザインもとても素敵で、某リアリティショーのシェアハウスを思い出しました。サイズはそこまで広くないので、そのコンパクトバージョンといったところでしょうか。
個人的な感想としては、モダンな内装や湖のほとりという立地など、とてもお気に入りのポイントが多くて、ここで授業を受けてみたかったなぁと思いました。とはいえ、かなり小さな建物なので、階段などもとても狭くて、このキャンパスはあまり積極的に授業などの目的では使われないんじゃないかなぁという予想を立てています。
いちばんのお気に入りはPavilionsというコテージでした!今すぐにでも引っ越したいところですが笑、短期間のステイのみとのこと。確かにあそこも寮として使えるようになったら、1棟に5部屋ずつ、全部で15部屋しかないのでものすごい争奪戦になりそうですからね…
私たちはもうすぐ卒業ですが、卒業式までに一度は使えたらいいなぁと思っています。